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インペリアル・カレッジ・ロンドン(英語: Imperial College London, ICL)は、ロンドンに本部を置くイギリスの公立研究大学である。1907年に設置され、主に理化学科目を中心とした大学である。元々はロンドン大学のカレッジの1つであったが、創立100周年にあたる2007年7月にロンドン大学から独立した。法的な正式名称はthe Imperial College of Science, Technology and Medicineであるが〔https://www.imperial.ac.uk/admin-services/secretariat/college-governance/governance-structure/charitable-status/〕、2002年よりImperial College Londonという略称を対外的に使用している。一般的には"Imperial"として知られており、今日においてオックスフォード大学・ケンブリッジ大学と共に英国を代表する大学である。 世界における最難関大学の一つであり、大学ランキングでは米マサチューセッツ工科大学に次いで世界第2位である(英ケンブリッジ大学と同位2位、QS 2014/2015年版)〔〕。 医学部、工学部、理学部からなる理系大学であり、学生数は学部生が約9000人、大学院生が約5300人である。この内約43%が留学生である。中国籍の留学生は13%にも及ぶ〔https://workspace.imperial.ac.uk/planning/Public/stats_card/Imperial%20Stats%20Guide%2011_12.pdf〕。 ==沿革== インペリアル・カレッジ・ロンドンの前身はシティ・アンド・ギルド・カレッジ,ロイヤル・スクール・オブ・マインズ, ロイヤル・カレッジ・オブ・サイエンスの3つのカレッジで、これらが1907年に合併。同年7月8日に当時の国王であるエドワード7世より大学設立を正式に許可されロンドン大学に統合、現在の形になった。 その後聖メアリー病院医学学校が1988年、ナショナル・ハート・アンド・ロング・インスティチュートが1995年、チャリング・クロス・アンド・ウェストミンスター医学学校が1997年に合併された。 2000年にはロンドン大学の農学部カレッジであるワイ・カレッジが合併したが、2007年9月からはワイが位置するケント州にあるケント大学によって運営される事となった。これによりワイ・カレッジの学生は学士をケント大学及びインペリアル・カレッジ提携ワイ・カレッジから受け取る事になる。 2004年には卒業生であるゲイリー・A・タナカの贈与でタナカ・ビジネス・スクール(現インペリアル・カレッジ・ビジネス・スクール)が作られ、英国女王であるエリザベス2世により開校された。インペリアル・カレッジ・ビジネス・スクールはマネジメント教育を評価する3つの国際認証機関全てから認証を受けている世界でもごく少数のトリプルクラウン校(:en:Triple accreditation、世界のビジネススクール13670校のうち58校)であり、MBAやマネジメントの学位を取得することが出来る。 創立100周年にあたる2007年の7月にはロンドン大学から独立した。以前まではロンドン大学の学位が与えられていたが、今後はインペリアル・カレッジ・ロンドンが独自に学位を授与することになった。 ==学術== *Faculty of Engineering: 工学部 *航空宇宙工学科 (Aeronautics) *生物工学科 (Bioengineering) *化学工学科 (Chemical Engineering) *土木・環境工学科 (Civil & Environmental Engineering) *計算機工学科 (Computing) *地球科学科 Earth Science & Engineering) *電気・電子工学科 (Electrical & Electronic Engineering) *材料工学科 (Materials) *機械工学科 (Mechanical Engineering) *Faculty of Natural Sciences: 理学部 *化学科 (Chemistry) *数学科 (Mathematics) *物理学科 (Physics) *生物学科 (Life Sciences) *環境政策学センター (Centre for Environmental Policy) *Faculty of Medicine: 医学部 *医学科 (Medicine) *イギリス国立心肺研究所 (National Heart & Lung Institute) *公衆衛生スクール (School of Public Health) *外科・癌生物学科 (Department of Surgery and Cancer) *学部間で行われる科目 *医用生体工学研究所 (Institute of Biomedical Engineering) *ケミカルバイオロジー研究所 (Institute of Chemical Biology) *未来エネルギー研究所 (Energy Futures Lab) *グローバルヘルスイノベーション研究所 (Institute of Global Health Innovation) *ナノサイエンス・ナノテクノロジー科 (Nanoscience and Nanotechnology) *システム生物学・合成生物学研究所 (Institute of Systems and Synthetic Biology) *インペリアル・カレッジ・ビジネス・スクール 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「インペリアル・カレッジ・ロンドン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Imperial College London 」があります。 スポンサード リンク
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